サンダーボルト版ザクⅠのウェザリング方法の画像は?シーリング部の処理はどうしたらいい?
大人向けのガンダムとして高評価を得ている「機動戦士ガンダムサンダーボルト」。
コミック原作では珍しく広めのアイテム展開がされています。
物語の密度もそうですが、SF描写を得意とする作者による独自の解釈から生まれた
見慣れたモビルスーツのリアリティ溢れる設定が高い評価に繋がっているようですね。
フルアーマーガンダムや、サイコザクが注目アイテムですが、
やはり私はザクⅠが好き!とのことで、
渋いカラーリングが目を引くサンダーボルト版ザクⅠを作成していきます。
シーリング部はどう加工する?
脚部を例に加工方針を紹介しますね。
基本的にはプロポーションなどは弄っていません。
あくまでキットベース、成型色ベースのお手軽加工です。
施す加工は全身に渡ってほぼ同じものです。
装甲の表面はペーパーがけでヒケを消し、なだらかにします。
リアルタッチマーカー、スミ入れペンを使って汚しを入れていきます。
ここまでは他のガンプラと同じように加工しています。
しかしサンダーボルトシリーズが持つ、他と大きく違う特徴として
「シーリング」がありますね。
特殊な環境下におけるダメージから、脆弱な関節部を守るこの機構ですが、
設定が布なので、プラモデルのパーツとして表現することは難しいです。
320番の紙ヤスリで表面をざらつかせ、リアルタッチグレー3でベタ塗りした後、
ティッシュで拭きとっています。
するとこのようにある程度リアルに布感が出てくれます。
私はリアルタッチグレー3を使いましたが、他の色を使ってみても面白そうですね。
オリジン版とはまた違った力強さを持つスタイル
左脚の加工はまだですが、全体的にはこのようになりました。
ホイルシールで再現されている色分けに関しては後で部分塗装で補おうと思っています。
いつもであればスカート部は薄く削ったりするのですが、
今回は武骨な感じを出したかったので、あえて厚さは残しました。
オリジン版ザクⅠとプロポーション比較。
ザクⅡの台頭により、生産を終了したザクⅠですが、
一年戦争末期になっても戦場に出ていたというからホント名機なんですね~。
疲弊しきったジオン軍が連邦軍との物量の差を埋めるために
使わざるを得なかったとも言えるのですが…(笑)
マーキングシールが付属しており、リアルさをさらに際立ててくれます。
肩部のジオンマークはやはり気持ちが昂ります(笑)
スカート部の縞模様もマーキングシールでの再現となっています。
ホイルシールとは違って浮いた感じにはならないので、積極的に使いましょう。
今回もマーキングシールの余白部分にはタッチしていません。
私的には十分カッコいいと思うので。
仕上げに向けて
作業の残りとしては、
- 左脚の加工
- ホイルシールで再現されている部分を塗装で再現。
- バックパックと武器の加工
ですね。
いつもと変わらない作業をしているはずですが、
機体が持っているバックボーンなどを考えながら作業すると
段々個性を持ってくるから不思議ですね。
1時間くらいうっとり眺め続けたくなるようなザクを目指して
残りの作業をしようと思います。
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