REVIVEギャン作例!リアルタッチマーカーで劇中を再現する方法とは?
2016/08/23
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ガンプラ35周年を記念してシリーズが開始された「REVIVE」シリーズ。
No.197として発売された「ギャン」は、造形監修を行ったNAOKI氏のこだわりぶりが雑誌上で取り上げられるなど、発売以前から話題となり、実際に発売されてからも各方面から高評価を得ています。
素組み、工作経過と紹介してきましたが、いよいよ完成しました。
あえて言おう!これは…いいものだ!
難しい塗装や、形状の変更は一切せず、棒ヤスリと紙ヤスリによる面出しと、ガンダムマーカーによるスミ入れ、ウェザリングのみで仕上げています。
なんと言っても、この磨き抜かれたフォルムがいいですよね!
ギャン独特の西洋の騎士のようなポーズもバッチリ決まります。
可動範囲は言うことありません。十分すぎるくらいです(笑)
ポージングと可動範囲。ジオン脅威のメカニズム
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それでは改めて可動範囲を劇中の印象的なポーズと共に見てみましょう。
例えば剣を構えたこのポーズ。胴体が「く」の字に曲がっているのですが、この可動を可能にした構造がすごいんです。
REVIVEガンダムでも取り入れられていた胴体を屈める可動ですが、更に進化させています。
ガンダムでは胴体に可動域を追加し折り曲げていましたが、ギャンは腰のパーツごとガッツリと動いてくれます。
この仕組みが今まで不可能だったポーズを可能にしてくれています。
なんてナイスアイデア!
そしてこの肘関節!二重関節を上手く使い、限界まで折りたたむことが可能になっています。
脚の関節もよく考えられており、膝関節は装甲パーツに依存せず、接続位置を変えることで広い可動範囲を実現しています。
更に嬉しいことにはつま先が可動するようになっており、ギャン特有のフェンシングのような戦闘スタイルを再現するのに非常に有効な構造になっています。
本体以外にもこだわりが見てとれます。
シールドはビルドファイターズシリーズの「R・ギャギャ」や「ヴァリュアブルポッド」で培われた技術が惜しみなく投じられており、前方へ構えるポーズもしっかりと再現してくれています。
武装を外した状態もいいですね。頭も小さすぎず、肩幅も広すぎず、旧作からのファンも納得のプロポーションとなっていると思います。
こちらは後ろ姿。シンプルですが、存在感が際立つ姿になっていますね。
リアルタッチグレーによるウォッシングの後、随所にリアルタッチイエローで砂が付着したようなウェザリング処理を施しています。
足の下部にはリアルタッチブラウンも使用し、荒れた大地の上を歩いたように表現してみました。
最後にツヤ消しトップコートを吹いてフィニッシュとしています。
REVIVEギャンまとめの感想
HGUCとしては最初期のNo.2として発売されたギャンが、ナンバリングで言えば190を超えてリメイクされました。
10年以上の歳月の間に培われた技術が惜しみなく投じられ、多くの人が納得するキットになっているのではないでしょうか。
ギャンってテレビシリーズでも1話しか出てないし、劇場版には影も形も存在していないモビルスーツなのですが、相当な人気がありますよね。
ガンダムのモビルスーツ史を語る上でなくてはならない存在となっています。
私にとっても特別な機体です。理由はわかりません(笑)
でもなんだか好きなんです。
今回はキット本来が持つポテンシャルを引き出せるように処理を施しました。
要するに丁寧に面出しをし、丁寧にスミ入れをし、自分の中にあるイメージでウェザリングを施しただけなんです。
じっさい完成した姿を見て、私はかなり満足しています。
ちょろっと手を加えるだけでここまで魅力を出してくれるのは、ガンプラの醍醐味ですよ。
それを改めて実感することのできたキットでした。
次は百式が控えていますね。そちらも楽しみにしています!
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