【2月の行事】もうすぐ春ですね、ちょっと寄っていきませんか?
2016/02/09
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初春のイベントいえば節分からの立春
1月は間もなく終わり、2月がやってきます。
2月にはまず『節分』がありますね。
もはや説明の必要もない国民的行事ではありますが…
「季節」を「分ける」と書いて『節分』とあるように、各季節の始まりの日の前日という意味です。
一般的には「大寒」の最後の日である2月3日のことを指します。
地域によって異なってくるそうですが、
- 「福は内、鬼は外」と言いながら豆を撒き
- 年齢の数だけ(またひとつ多く)豆を食べる
- 邪気除けの柊鰯
といったことが行われます。
例にもれず私の家でも毎年豆まきを行います。
私はこの『節分』という行事に結構な思い入れを持っています。
なぜかというと、先にも述べましたが、次の日が『立春』である、ということ。
気持ちが生み出す温かさ
2月は寒さが一層厳しくなり、外に出るだけでも憂鬱な気分になってしまいます。
しかし「暦の上では春」という意識が、なんとなくですが私に元気を与えてくれるような気がしているのです。
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4月になると「春になった」という意識が強くなったりしませんか?
3月は11月頃、4月は10月頃の気温ということで、春になっても急に暖かく過ごしやすくなるわけではないのですが、
やはり人間気持ちが大事です。
私は寒いのが苦手なので、梅の花が咲くより先に、この『立春』という日が大事なのです。
厚いコートに身を包み、マフラーを巻き、手袋をはめて、それでも寒気に震えながら
「暦の上ではもう春なんだからあとちょっとガマン」
と気持ちを作ることができるのです。
今年の恵方は南南東
節分に話を戻しますが、『恵方巻』ってありますよね。
元々は関西中心の文化ではあるのですが、ここ数年で急速に日本中に広まった気がします。
その年の「恵方」を向き、願い事を唱えながら無言で太巻きを食べる。
なかなか面白い画ですよね(笑)。
『恵方』とはその年の干支に基づいているので毎年方角は変わります。
今年の「恵方」は南南東らしいですよ。
しかもこの「恵方」、何も節分の太巻きかぶりつきイベントにだけ適用されるものではありません。
初詣等に「恵方」にある神社・仏閣へ行くと福があるともされているそうです。
今年の初詣はもう済ませてしまった方が多いと思うので、ぜひ来年から取り入れてみてはいかがでしょうか。
行事に学ぶ古来からの優しさ
「恵み」の「方角」で恵方とはなんともわかりやすい言葉ですよね。
「節分」もそうですが、日本古来の言葉にはこのように見ただけで意味がわかるものが多い気がします。
後進の人に伝えていこうという優しい思いが込められている気がして、なんだか心があったかくなります。
私はこれから生きていく中で「節分」に代表される日本の昔ながらの文化を様々な方に伝えていこうと思っています。
時代が移り変わっていってもこの優しい気持ちがたくさん込められた行事を大事にしていきたいのです。
ところで『節分』は季節の変わり目の前日とのことでしたので、『立春イヴ』とか呼ばれたりしないのでしょうか。
しないでしょうね(笑)
「福は内、鬼は外」と豆を撒き、「恵方」を向き太巻きを食べながら、昔の人に思いを馳せてみてはいかがでしょう。
きっと温かな気持ちになれると思います。
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