【僕だけがいない街】今季最注目のアニメ。ドキブルが止まらない!
2016/02/09
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サスペンス+タイムリープ=ハズレなし?
フジテレビの深夜アニメ「ノイタミナ」枠で1月から放送が始まった「僕だけがいない街」が話題となっています。
原作がかなり高評価で、放送前から話題になっていたこともあり気になっていました。
原作の完結も決まっていて、アニメは最後までやると聞いたので、あえて原作チェックをせずに前情報なしで見始めました。
何気ない一場面が展開に影響する恐れがあるため、なるべくネタバレを回避しながら紹介したいと思います。
ざっくりと表現するなら、サスペンス+タイムリープ。
「魔法少女まどかマギカ」や「シュタインズ・ゲート」が大ヒットしたことで物語を盛り上げる要素として定着した感のあるタイムリープ。
流行は実写作品にも飛び火し、数々のヒット作を生み出しました。
ついこの間は「SMAP分裂騒動」の際にキムタクがタイムリープしているのでは?と話題になるほどです。
「僕だけがいない街」はそれにサスペンス要素を含んだものとなっており、本人の自覚無しにタイムリープするため、非常に緊張感があり、ノイタミナならではの美麗な作画と高度な演出により高評価を得ています。
そもそもタイムリープとは?
「ドラえもん」をご存知ならば、タイムスリップは理解することができると思います。
「タイムマシン」に乗り、過去や未来へ時間旅行することです。
体そのものが時間を超えるため、違う時間軸にいる自分と鉢合わせすることもあります。
タイムスリップが扱われる作品において歴史を変えることはタブーであり、厳重に処罰されることもあります。
タイムリープは意識だけが時間を超越する現象です。
現在の意識や記憶を持ったまま、過去の自分に乗り移ります。
タイムスリップ同様、過去で起こした行動は未来に影響しますが、確立された技術として扱われるケースは少なく、
タイムリープで過去を変え、望む未来へ導く手段として描かれます。
タイムリープを行い、過去を改変しても望む未来へ辿り着くことが難しく、何度も繰り返すのが特徴とも言え、
「まどかマギカ」の暁美ほむらや、「シュタインズ・ゲート」の岡部倫太郎は大切な人を救えないことに苦悩し、それがドラマチックに描かれることで作品として見ごたえのあるものになっていました。
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分単位からいきなり年単位?
暁美ほむらは魔法少女になることで、岡部倫太郎は共同開発した発明品でタイムリープを割かし任意で行うことができますが、「僕だけがいない街」の主人公である藤沼悟はなんの前触れもなく突然起こります。
数秒から数分くらいの単位で時間を逆行し、一度体験した時との違和感を探します。
その違和感が様々な事件が起きる原因となっており、それを取り除く事で最悪の事態を回避しています。
その結果藤沼悟自身が傷付くこともありますが、見過ごした場合に起こってしまう事件と比べると比較的軽傷で済みます。
彼はこの能力を「再上映(リバイバル)」と名付けています。
いつものように「リバイバル」が起こり、事故を回避したものの、悟が病院送りになってしまう所から物語が始まります。
悟が入院したという報せを聞き、地元北海道から母親が訪ねてきます。
それをきっかけに、悟が小学生の時に体験した悲しい出来事の真相へ近づいていくことになります。
主人公も視聴者もガタガタブルブル…
ノイタミナ作品の作画はかなり安定していることで知られていますが、この作品も例に漏れていません。
時代背景や美術、演出がかなり緻密に描かれており、非常に臨場感のある映像となっています。
何気ないセリフや視線のやり取りで、あらゆる登場人物が怪しく見えてきます。
しかも予想できない事件が次々と起こるので、ドキドキハラハラが止まりません。
その反面、心があったまるようなエピソードもあり、ニヤニヤしてしまうこともあります。
終着点もまだわからないので、毎回ソワソワしながらオンエアを見ています。
どうか幸せになってほしい
凄惨な事件が描かれていますが、ヒロインの魅力は絶大です。
メインヒロインとしては主に二人の女の子が登場しますが、どちらも非常にいい子です。
主人公補正もあってか(笑)、悟は好感を持たれているようですが、いや、実にうらやましいですwww
「リバイバル」が持つ本当の意味はなんなのか。
果たして望む未来に辿り着けるのか。
現在第5話までが放送されましたが、先の展開は全く読めません。
これほど前のめりになって夢中になれるアニメも珍しいです。
アニメに馴染みのない方も、アニメファンの方も、あらゆる方が楽しめる作品となっておりますので、機会があればぜひチェックしてみてくださいませ!
©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
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