トレンディエンジェル躍進の理由?コンプレックスを武器にしろ!
2016/02/09
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目次
じわじわ人気を集めM-1優勝で爆発!
トレンディエンジェルの勢いが止まりません。
2015年、復活した「M-1グランプリ」で優勝し、その後テレビで見ない日はないほどに大ブレイクを果たします。
「M-1」では敗者復活戦から一気に優勝まで駆け上がり、サンドウィッチマン以来の快挙となりました。
ノーシードでの優勝は大会史上初だったようです。
私独自の事前調査では、トレンディエンジェルの名前が結構挙がっていたのですが、決勝の8組には残っていませんでした。
前評判は抜群だったのにちょっと残念な気持ちでいましたが、見事敗者復活から栄光を掴み取ることとなります。
そのサクセスストーリーに世間も注目を集め、人気をさらに広げています。
「ハゲ」に食いつく瞬発力が武器
トレンディエンジェルは突っ込みのたかしさんとボケの斎藤司さんの二人組。
二人ともハゲキャラという前例のない組み合わせが特徴です。
ネタもほとんどが頭髪に関することばかり。全力でハゲを推していきます。
この「ハゲ」「頭皮」「毛」というキーワードに対する瞬発力が、彼らのネタを面白くする要素となっていると思います。
2014年の「THE MANZAI」は「死のグループ」という実力派で知られるコンビが集まるグループからまさかの決勝進出。
本人たちも予想していなかった番狂わせが起こります。
そのため2本目のネタは用意していなかったのか、お客さんの前で披露したことのない全くの新ネタで挑みます。
というか、未完成のネタをアドリブでつなげていたような印象さえ受けました。
実際テンパった斎藤さんはネタのセリフを噛むこともありました。
しかし、その「噛み」さえもネタに一発ギャグに転換、笑いを取っていくのです。
「博多華丸大吉」の名人芸とも言える完璧な漫才の前に、惜しくも準優勝で大会を終えますが、その後様々な媒体での露出が徐々に増えていきます。
逆境を味方につける瞬発力。偶然ではない確かな実力が彼らを成功への道へ乗せたのです。
武器はハゲ。コンプレックスを逆手に取れ
「ハゲいじり」はなかなかデリケートです。
運転免許証の写真を撮る際、より顔をハッキリと写すためにメガネなどは外すように言われます。
しかし明らかにカツラだろうという場合でも、指摘されることはないようです。
これはハゲ、カツラへの指摘が極めてプライベートな領域へ足を踏み入れることとなるためで、
私の知り合いはこれを逆手に取り、更新の度に奇抜なカツラをかぶって行ってました。
大物芸能人にも疑惑のかかっている方は何名かいらっしゃいますが、それについて触れることは絶対的なタブーであり、もしも触れてしまった場合は強力な圧力で業界から消されるという都市伝説すらあるほどです。
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同じお笑い芸人に目を向けてみると、「ブラックマヨネーズ」の小杉さんがいます。
彼はハゲをいじられることが多く、それに対して「ハゲとらんわ!」と突っ込む「キレ芸」で返しています。
「アメトーーク!」で「頭髪薄い芸人」が行われた時も、ほぼ全員がハゲは恥ずかしいもの、触れられたくないものとしていました。
しかし彼らは自らハゲを推し、ハゲを武器にその人気を勝ち取っていきます。
中には「ハゲがかわいい」と言い出す女子までいるほどです。
先日放送された「オリラジ同期芸人」では、デビュー当初はハゲを隠してネタをしていたと暴露されていました。
先輩からの助言もあり、ハゲネタを始めたところ人気が拡大。今のスタイルになったそうです。
不思議なほどモテている。希望の星になれるか
在りし日の斎藤さん。なかなか可愛い顔をしていらっしゃいます。
同棲している彼女がいることを公言している斎藤さん。
先日放送された「有吉ゼミ」では、たかしさんが汚い部屋に住む女芸人わたなべるんるんさんと交際していた事実が明かされます。
しかもわたなべるんるんさんはたかしさんへの未練がまだまだあるようでした。
不思議なほどモテる二人。
やはりそれは自らのコンプレックスを武器にし、堂々とステージに立ち、バンバン笑いを取る姿がカッコいいからなのでしょう。
薄毛で悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。また、薄毛の方に気を使ってしまう周りの方もいらっしゃいます。
しかしトレンディエンジェルの人気が広がっていくことで
「ハゲはネタにしていい」「ハゲを笑ってもいい」「ハゲをいじってもいい」
という今までの常識を覆すような革命が起きるのではないかと思っています。
彼らは救世主になる素質を持っているのです。
まだまだ発展途上…
登場するだけで笑いが起こり、斎藤さんが「斎藤さんだぞ」と言うだけで女の子たちが黄色い声を上げる。
「M-1」優勝は彼らを人気芸人として押し上げました。
しかし一気に売れっ子になったため、まだ彼ら自身が追いついてない印象を受けることもあります。
掴みは取れるものの、その後が続かない…。
切り替えしが上手いので乗り切ることが出来ていますが、飽きられる可能性もなくはありません。
ハゲだけにもっと芸を磨いて精進し続けることが彼らが長く生き残っていく上で必要なことでしょう。
本来は恥ずかしいハゲを武器にできるくらいハートの強い二人ですから、きっともっと笑いを取ってくれることと思います。
そしてハゲだけに日本に明るい未来をもたらしてくれるでしょう!
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