オリエンタルラジオの実力に改めて注目。しぶとく強く生き抜く秘訣は?
2016/02/26
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目次
人気と実力を兼ね備えた芸人多数
2月4日の「アメトーーク」は「たくさんいるぞ!オリラジ同期芸人」でした。
主役はもちろん「オリエンタルラジオ」の二人。
同期芸人として招かれたのは「トレンディエンジェル」「ニッチェ」「三四郎」「フルーツポンチ」「はんにゃ」という豪華な面々。
先輩代表としてピースの綾部さんが招かれていました。
2005年デビュー、芸歴11年目を迎える彼らが一堂に会しトークを聞かせてくれました。
ノリにノッてる斎藤さん
昨年復活したM-1で優勝し、現在ノリにノッってる斎藤さんの「斎藤さんだぞ」というギャグ?があんなにウケる日が来るとは…(笑
M-1優勝芸人が売れるという伝統をしっかり守っていってくれそうなので、前々から密かに応援していた私としては嬉しい現象です。
デビュー翌月には大ブレイク
ちょっとトレンディエンジェルに話が逸れましたが、オリラジに話を戻しましょう。
2005年突如現れたオリエンタルラジオは「武勇伝」を引っ提げて若者を中心に大ブレイクを果たします。
デビュー1年目から人気が出るというのは「8.6秒バズーカー」が記憶に新しいですが、当時としては異例中の異例。
しかも一過性のブームではなく、レギュラー番組も数多く獲得するなど、お茶の間にも浸透していきました。
昔からギター漫談や、コントなどでも音楽を笑いは積極的にフュージョンされてきました。
しかし軽快なリズムにノリながら、ありそうでなさそうな武勇伝を親しみやすいフレーズと共に披露する芸風はとてつもなく斬新でした。
同期芸人から見てもその勢いは凄まじかったらしく、本人たちも調子に乗ってる自覚があるほど飛び抜けて売れっこになりました。
大人気は長くは続かず苦悩の時代も
レギュラー番組が軒並み終了し、人気に陰りが見えてきます。
周りの友人たちとも「オリラジ消えたね~」なんて話をしていたくらいですから、一時期本当に低迷していたのでしょうね。
売れるのが早すぎると言われていましたが、冠番組を回せる実力も確かにあったとは思います。
その後いわゆる「レッドカーペット」組と呼ばれる芸人たちが次々とブレイクを果たし、いよいよ居場所がなくなっていきます。
同期では特に「はんにゃ」「フルーツポンチ」が支持を得て、芸人として登りつめていきます。
人気は完全に入れ替わり、オリラジの中田さんが頑張って場を盛り上げようとしても、はんにゃの金田さんに一瞬で全て持っていかれてしまうほどだったそうです。
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藤森がチャラ男キャラで復活、中田の地道な活動
仕事がなくなっていき、苦悩の日々が続いたと言いますが、復活の足掛かりは自らの手で掴みます。
「あやまんJAPAN」が注目を集めた時、いち早く着目したオリラジ藤森さんは自らコンタクトを取り、ユニット化。
CDを発売し、あらゆるイベントに出演するなど、人気が再燃します。
その一歩で中田さんは「アメトーーク」で場を飲み込むように畳みかけるトークでその立場を確立させていきます。
「エヴァンゲリオン芸人」での名シーン再現や、「勉強しすぎ芸人」などは代表的な例ですね。
林修先生の「今でしょ!」を広く認知させたのは彼の功績だと私は思ってます(笑
元々実力と度胸はあった彼ら。芸人ならではの根性と、頭の良さで彼らなりに分析をしてきたのでしょう。
入れ替わりの早い芸能界において、いかにして生き残っていくかを必死に考えたのでしょう。
生き残るために癒着すら問わない
昨年「8.6秒バズーカー」が話題になった時、比較対象としてオリラジに目線が向きましたが、彼らはそんな流れも利用します。
彼らとコラボし、「ラッスンゴレライ」を共に披露し、「オリジナルよりキレがある」と評価を受けます。
年末のネタ番組では苦しんだ時代に培った中田さんの高圧的なキャラと藤森さんのチャラ男のキャラを取り入れた新しい「武勇伝」を披露。
私個人的にはすごく面白く、オリエンタルラジオの実力を改めて確認しました。
三四郎小宮がウケを取るも、しっかりと最後は持っていく
ここ数年で「出川哲郎」「狩野英孝」と同列の芸人として人気を獲得した三四郎小宮さんがその天然キャラでウケを取っていく中、
番組終盤では中田さんが目立たないフルーツポンチの亘さんをイジり、オイシイ所はさらっていきます。
ハプニング芸人として、お世辞にも安定感があるとは言えない小宮さんに対して、しっかりと練った「確実にウケる」と計算されたトークで中田さんは笑いを取りました。
芸人として非常にしたたかであると感心しました。
最初に「斎藤さんだぞ」がバカウケしたにも関わらず、中盤から終盤にかけてトレンディ斎藤さんは若干空回りしてたかな?(笑
10年間見続けてきているということもあり、オリエンタルラジオには結構思い入れがあります。
私が心配しなくてもその頭脳と行動力でしぶとく強く生き残っていくことでしょう。
同期の方々が実力をつけ、人気を獲得した今だからこそわかるオリエンタルラジオの貪欲さ。
今の人気にかまけず、貪欲に笑いを取りに行かなければ、また差をつけられるぞ、と同期芸人の方々に対して思いました。
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