【鉄血のオルフェンズ】メリビットさん、あんた間違っちゃいないんだよ…【機動戦士ガンダム】
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ラス前の24話だから
ガンダムという作品に対しての思い入れが強すぎて、私的な感想言うのも違うかなーと思っていたんですが、「鉄血のオルフェンズ」は今までの作品とちょっと趣が違うので、最終回を前にちょっとだけ語ります。
開幕疲弊しきったメリビットさん。今回はこの人メインで書きますね。
ギャラルホルンと会敵して3日経ってるとか…。急展開でビックリです。
医学の心得がある人は鉄華団内ではこの人だけなので、大忙しです。
腹を括ったオルガ。前回ビスケットの死をきっかけに正気じゃなくなった的な事を言われていたけど、意外と芯はブレてないと思います。
クーデリアの表情は序盤と比べてかなり変わりましたね。フミタンを失ったり、ドルトコロニーでの一件もあるんだろうけど、どれだけ自分が重大な責任を背負っているかを完全に理解している印象です。
ミカさんパネぇっすよ
後方でモビルスーツ隊と交戦中の三日月、昭弘、シノ、アジー、ラフタ。3日間ほぼ戦い詰めだというから、さすがのミカさんにも疲労の色が。
陣形を崩され一時退却するギャラルホルン。一息つくパイロットたちの中、一人「やっとメシが食える」と食事を始めるミカさん。
シノ「はぁ?食える気がしねぇ」
昭弘「お前はどうなってるんだよ…」
今回唯一のギャグシーンかな?ブレないミカさんマジパネェっすよwww
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この温度差は仕方がないんだよ
鉄華団の資源が底を尽きかけ、おじいさんを議事堂まで届けるタイムリミットも近づき、いよいよ最終決戦。
年少組からライドがモビルワーカーでの出撃を志願。
覚悟を知り、了承するオルガ。
その様子を見て冷ややかな視線をオルガに送るメリビットさん。
最後の作戦を鉄華団に伝えるオルガ。モビルワーカー隊が囮になって、その隙にオルガがおじいさんとクーデリアを率いて町に突っ込むというもの。
「賭ける」という言葉が飛び交いましたが、本当に命賭けないと成し遂げることの出来ない仕事であり、成し遂げなければいけない運命でもある。
確約された作戦なんか存在しない。オルガも鉄華団一同も理解しています。
メリビットさんが一人反対します。「この子たちを殺すつもりですか!」
これまで数話に渡り、オルガを諭してきたメリビットさん。あなたの言ってることは間違ってないんですよ。
ただね、
「そう遠くないうちに俺たち死ぬと思ってた」
宇宙鼠として、役立たずのゴミ同然として扱われてきた彼らにとって、命に価値があるってことはそれだけで尊いことなんですよ。
タカキやライドたちの言葉を聞き、この時にメリビットさんはいろいろ気づいたんでしょうね。
死は無駄じゃない。誰かが死んだとしても、それは未来に繋がっていく。鉄華団がある限り、散った命は絶対に無駄にならない。
俺たちは、家族だから。
違う、そうじゃない
そんなの家族じゃない。家族ってのは…
メリビットさんのバックボーンはほとんど語られていないのですが、テイワズという大きな組織でそこそこのキャリアを持っていたのだから、普通の家庭以上の環境で育ったのだと思う。
母のぬくもり、父の力強さ、友達との何気ない時間。
当たり前に享受されるべきの生活を送ってきたのでしょう。
でも鉄華団のメンバーのほとんどは家族を知らなかったり、家族から引き離されたりしている人たちばかり。
メリビットさんがいくら「家族はこういうもの」と語った所で理解できるわけがないのです。
アトラはそれをわかっているし、覚悟を決めたクーデリアも今道を変えるわけにはいかない。
おやっさんは、どちらの言い分も痛いほどわかるのでしょう。
こんなの、間違ってる。耐えきれず泣きだすメリビットさんに
「あぁ、間違ってるさ」と優しく声をかけるおやっさん。ずっと彼らを見てきたからこそ、おやっさんは止めずにいたのかもしれません。
これで全て悟ってしまったんでしょうね。
「もう、何も言えない…」
メリビットさんには止められないのです。
名前だけでキライになってごめんなさいwww
メリビット・ステイプルトン
この名前を聞いただけで、背筋が凍った人もいるのではないでしょうか。
ニナ・パープルトン
ガンダム史上でも指折りのクソビッチとして有名なこの人を連想させるからでしょうねww
オルガを懐柔するだとか、いつか裏切るだとか散々な言われようでしたが、今回の話でただ単に「育った環境」の違いというものが浮かび上がりました。
夏がダメだったり、セロリが好きだったりするんです。
この人もこの世界における社会の被害者なんだな、と思いました。
もしも噂通り2期があり、何かしら裏があったのならまた印象も変わるかもしれませんが。
ビスケットを失った鉄華団にとって、最後に残った「常識人」。
ただ宇宙鼠、ヒューマンデブリに対しては「当たり前」なんて通用しない。
鉄華団に放り込まれたことがこの人にとっての不幸だったのかな。
何か思うところがあって、考え方が変わったりするんでしょうか。
恐らくこの人にかかってる。
おじいさんがどれだけ大事かはわからんが、この人が革命を成功させ、火星に自治権をもたらすのなら、少しは変わるのかもしれない。
それでも安寧を得た市民たちが、変化を求めるのかはわかりませんが…。
泣いても笑ってもあと1話。
心して見ます。
メリビットさん、名前だけでキライになったりしてゴメンネ。てへぺろ
あんた間違っちゃいないよ。相手が悪かっただけさ
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