自己投資は、必ず帰ってくる財産になる。続ける為に必要な心
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ギターに憧れたこと、ありませんか?
バンドのギタリストに憧れたり、学園祭のステージで魅了されたりして、ギターを始めてみようかな、と思った経験はありませんか?
ギターに限らず、どんな楽器でも構わないのですが。
私は一時期楽器店に勤めていました。
ギターの購入を考えてる人が口を揃えて言うとあるセリフがあります。
「続けられるかどうかわからないから、とりあえず安いものをください」
私の経験上、もしもこの時楽器を購入しても、再来店はまずありません。
ということは、挫折しているということになります。
教則本を読んでいても技術は身につきません。
ギター弾き続けていれば、必要になってくるものが必ずあります。
例えば替えの弦。大体2週間から1カ月くらいの周期で替えてあげなければいい音は出てくれません。
それを買いに来ないということは、「続けていない」と同じことなのです。
雑な言い方をすれば、自分の追い詰めるために高いものを買え!
何も全ての人がプロになろうと思ってギターを始めるわけではないと思います。
友達とのコミュニケーションの為、老後の趣味の為、モテるため。なんでもいいです。
ただ、弾かずに置物になってしまったら、それこそ無駄になってしまいます。
中には収集を趣味をしている方もいらっしゃると思いますが、それでも定期的なメンテナンスは必要です。
本当に収集を趣味としている方は何よりキレイな状態で保ちたいので替えの弦くらいは必ず買いに来るのですが。
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志は人それぞれあっていいと思います。
ほんの軽い気持ちでもギターに興味をもってくれたのならば、それは嬉しいことです。
しかし、結局弾けないままなら、それ以上にカッコ悪いことってないと思いませんか?
どんなに下手でもいい。弾けたらカッコ良く見えるんです。
ほんの少しでも弾けるようになる、ギター演奏が好きになる。
そうなりたければ、そこそこ高いギターを最初に買ってしまうのが一番いいです。
「これだけ高いもの買ったんだから、続けないともったいない」という心理が働いて、意外と長続きしてしまうものです。
よくFコードが最初の難関と言われますが、それでもかかって1カ月くらいです。
それさえ乗り切れば、簡単な弾き語りくらいなら出来るようになるので、途端にギターが好きになるんですよ。
みんなラクして上手くなりたいと思ってるから
なるべく苦労せずに上手になりたい、コツだけ教えてほしい。そんな声も聞きます。
ハッキリ断言しますが、天才であったとしても絶対に近道はありません。
むしろ天才の方は、普通の人より何倍、何十倍と練習してます。
それでも才能には差がありますから、技術を身に付けるのに個人差は出てきてしまいます。
それでも、時間をかけて身に付けた技術は経験となり、やがてそれは財産となります。
自分の子供が楽器に興味を持ったら教えてあげられる、結婚式で余興を頼まれる、など他の人では経験し得ない貴重な体験をすることができるようになる可能性が出てくるのです。
タイトルに自己投資と書きました。もちろん高いお金を払うこともそうなんですが、時間もそうです。
「時は金なり」とはよく言ったものですよ。
みなさん日常を忙しく暮らしていらっしゃると思うので、練習する時間がないとは思います。
それでも1日15分でもいいからギターに触る時間を捻出する。それをするかしないかで大分腕前は変わってきます。
私は正直ギターはそこまで上手ではないと思います。
それでもセッションにポンと放り込まれても何かしら演奏できる自信くらいはあります。
それも挫折せずに日々触り続けてきた経験の結果だと思います。
今回はギターを例えにしましたが、どんな分野でも同じです。
続けられるかわからないから、とりあえずお試しで安いものを買ってみる、ではなく
上手になるかわからないけど、とりあえず続けたいからちょっと高いものを買ってみようかな、という気持ちでいてほしいのです。
もしも私が店員ならば、その意思を汲み取った上で、その方にあったギターを選びます。
何も何十万のギターを売りつけたりしません。愛着の沸く、一緒に暮らしていけるギターを一緒に探します。
興味を持つ、ということはそれくらいまでやって、成り立つのではないでしょうか。
もしもほとんど何もせずに挫折してしまったという経験をお持ちの方がいたら、次に何かを始める時は、少し視線を変えて始めてみてくださいね。
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