R-1グランプリ2016を振り返る。勢いは大事よね、やっぱり
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ひとり芸の祭典
「R-1グランプリ」もM-1グランプリやキングオブコント同様、お笑いの賞レースとして重要な位置づけとして定着しましたね。
「ひとり芸」ということでコンビなどと比べると華が少ないこともあり、若干地味な印象もありました。
しかし近年ではじゅんいちダビッドソン、とにかく明るい安村、厚切りジェイソンなどR-1を経て人気者となった方も増えてきました。
「ピン芸人」ではなく、「ひとり芸」というのがポイントで、コンビを組んでいる人も出場できます。
過去には博多華丸やCOWCOW多田などがチャンピオンになっており、他の賞レースよりも間口が広そうですね。
採点方法は一番いいと思いますけど
様々な賞レースが行われる中で、毎度物議を醸す採点方法ですが、一番理に適っているのはこの大会ではないでしょうか。
今回審査員として参加していたのは関根勤、ヒロミ、清水ミチコ、板尾創路、間寛平と、その道を究めた人が担当しており、非常に説得力がありました。
難しく考えずに心から楽しんでいる感じが伝わってきてこちらもリラックスして見ることができました。
オマケ要素かもしれませんが、視聴者投票システムもバランスを取る上で一役買っていたのではないでしょうか。
ホントに笑えるか?なんで笑ってるかわからなくなるwww
9名の事前に決定していた決勝進出者に加え、当日発表される3名の敗者復活枠を含めた12名で決勝戦が行われました。
3000人以上の参加者の中から選ばれた12名ということで全員例外なく面白かったと思います。
ネタの質も様々でバラエティに富んでいました。
そんな中で決勝進出を決めたのは「小島よしお」「ハリウッドザコシショウ」「ゆりあんレトリィバァ」の3人。
はだか、はだか、ブスです(笑)
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エハラマサヒロなんかは練りに練ったネタでした。シャンプーハットこいでのネタも手間がかかっている印象でした。
しかし決勝に残ったのはなんというか、勢いまかせ感のある3名でした。
例えば何が起こるか知らされていない状況で、突然エハラマサヒロが今回のネタをやったら笑えると思うんです。
しかし、小島よしお、ハリウッドザコシショウのネタは唖然としてしまいそうです。
お笑いってわからないものですね。
決勝予選Cグループを「ゆりあんは顔も体型もお笑いしてる」と厚切りジェイソンの敗因として語られていました。
二人とも決勝経験者ですし、ネタも甲乙つけがたい内容だったと思います。
しかし最終的に優劣を決めたのは「体型」というね。
一番勢いのあった人が優勝!
とにかくインパクト重視な印象だった今年のR-1グランプリ。
優勝を決めたのは「ハリウッドザコシショウ」でした。
正直全く意味は分からないのですが、私も一番面白いと思ったので納得です。
しかし、ネタの意味はわからなかったです(笑)
でもなんだか時間が経ってくると他の人のネタもじわじわ効いてくるんだよなぁ。
復活枠で出場したサンシャイン池崎なんて最初はただうるさいだけだと思いましたが、結構作りこまれたネタだと気づき、面白くなってきました。
小島よしおは賞レースに出てるイメージもないので、新鮮に見えました。
何度も見てるネタなのに結局笑っちゃいます。意外と中毒性があるんですね。
関根勤は小島よしおに対して、恥を全て捨てていると評していました。
それは決勝に進出した他の二人にも共通していたことで、恥ずかしさを突き抜けてしまったものが「舞台にひとり」という異様な空間を制することができるのかもしれません。
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