【僕だけがいない街】ひぐらしの祟殺し編を思い出すんだよなぁ
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第8話を視聴し終えて…
第1話を見てドップリハマってから毎週木曜日が楽しみでなりません。
30分がこれほど短く感じる作品も久しぶりです。
ますます盛り上がりを見せ、どんな結末を迎えるのかが気になってきました。
ノイタミナ作品は通例全11話ですが、「僕街」は全12話との噂もありうれしい限りです。
前回「僕街」を紹介した時には極力ネタバレに繋がるような発言は極力避けましたが、そうするとホントに何も発言できないので、今回は多少のネタバレを含みます。
関連:【僕だけがいない街】今季最注目のアニメ。ドキブルが止まらない!
まだ未視聴の方はお気を付けくださいませ…。
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タイムリープ+サスペンス VS ループ+ホラーサスペンス?
ヒロインの一人である雛月加代は18年前に殺されてしまった主人公悟の同級生です。
物語冒頭では連続誘拐事件に巻き込まれて死亡したことになっていました。
そしてその誘拐事件がきっかけで悟の母親は殺され、悟自身も事件に巻き込まれます。
悟は「リバイバル」自らが呼ぶほんの少し時間を遡る能力を持っています。
しかしこの事件がトリガーとなって起こった「リバイバル」は18年前まで遡る大規模なものでした。
そこで雛月加代と再会(?)を果たした悟。
18年前は公園で一人佇む加代に声をかけてあげられなかった事で誘拐事件が起き、加代は命を落としてしまいます。
そして18年後はその事件がきっかけで母親を失ってしまう事態になることを知った上で悟は加代を救う決意をします。
加代を観察することで18年前には気づくことができなかった、加代が抱える問題を知る悟。
母親から虐待を受ける加代を守るために奔走します。
歴史を変えようと様々な行動を起こした結果、加代は再び命を落とすことになってしまいます。
せっかく時間を巻き戻して努力した結果も悲しいものになってしまいました。
ここで一区切りとなり、時間は一旦元の時間軸へ戻ります。
ここまで見た私は、「ひぐらしのなく頃に」を思い出しました。
同人ゲームから火が付き、アニメ、コミックなど様々なメディアで展開され大人気となった作品です。
大きく8つの章に分かれており、前半の4つは「出題編」と称され、全く謎が解かれないまま話が終わります。
その3話目。「祟殺し編」と少し似てるなぁ、と思ったのです。
ここで「ひぐらし」についてもネタバレしてしまうのですが(笑)、この作品はループものとなっており、6月の後半を何度も何度も繰り返しながらハッピーエンドを目指すものでした。
この辺りから特にゲーム界においてタイムリープを含めたループものが流行り出した感があります。
「祟殺し編」のヒロインである北条沙都子は両親を亡くしており、引き取り先である叔父夫婦と共に暮らしていましたが、虐待を受けていました。
心を閉ざしてしまった沙都子ですが、周りの人たちの協力もあり、元の明るさを取り戻します。そして辛い思い出がある叔父の家を離れ、年の近い古手梨花と暮らし始めます。
物語の舞台である雛見沢村で起こる怪事件がきっかけで、叔父は村から離れて暮らしていたのですが、突然叔父が村に舞い戻ってきます。
そして沙都子は叔父の家に戻ることとなり、再び虐待される生活に戻ることとなってしまいます。
閉じかけていたキズがまた広がり、沙都子は精神のバランスを失ってしまいます。
そこから事件が二転三転し、様々な悲劇が起こることとなってしまいます。
「僕街」と「祟殺し編」の共通点は「ループもの」であることと「虐待」が根っこのテーマにあること。
そして謎が多く、伏線が無数に散りばめられた「謎解き」ものであること。
近しいものを感じて懐かしい気分になりました。
加代と沙都子、どっちが好みですか?(笑)
「祟殺し編」では悲しい結末を迎えてしまったのですが、「皆殺し編」では仲間が一丸となって沙都子を守ります。
「2週目」では加代を守ることができなかった悟が「3週目」で起こす行動はこれに近いものを感じました。
一人で動くのではなく、きちんと信頼できる人に相談するということ。
8話のラストの時点では続きがどうなるかはわかりませんが、事態は好転しているかに見えます。
しかし、謎の根幹が明かされたわけでもないんですよね…。
「ひぐらしのなく頃に」においても、ひとつひとつの物語は真の謎に迫るものではなく、散りばめられたパズルのピースのようなものでした。
加代を救うことが、誘拐事件を止める直接のきっかけになるのか、18年後に起こる悲劇を防ぐことはできるのか。
ヒロミくんが頻繁に出てきている辺り心配なんだよなぁ…。
加代が助かっても、ヒロミくんが誘拐されて殺されてしまったら…。
18年後に戻った時に、加代は生きていても事件は起きるということになりそうで…。
残り4回ということで、ここからは怒涛の謎解きターンになりそうですが、予測は全くできません。
このドキドキを感じたいために原作には目もくれずアニメのオンエアを待ってます(笑)
原作は!アニメが終わったら!読みますから!(笑)
もう一波乱くらい起きそうですよね…。
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