【ガンプラ】ガンダムキマリスを作るその3、番外編スミ入れのあれこれ【鉄血のオルフェンズ】
2016/02/29
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進捗はこちら…
今のところここまで進んでおります。
本体は頭部と脚部を残し、処理を終えました。
素組みと比べると大分それっぽくなってきたのではないでしょうか。
ウェザリングは好みにもよりますが、スミ入れはホントに手軽にワンステップ上のガンプラを作れるのでオススメしたい工程です。
スミ入れペンいろいろ
立体感を出すためにスジ掘りに色を入れるのがスミ入れです。
アクリルやラッカー塗装の上からエナメル塗料でスミ入れするのが昔からのやり方でした。
私は無知でしたので、ネームペンの細い方を使ってスミ入れをしていましたが、どうしてもおもちゃの延長線を抜け出せずにいました。
しかしある日とてつもなく便利なアイテムが登場したのです。ガンダムWの頃だったから1995年くらいだったでしょうか。
今思えばマスターグレードが展開され始めた頃と一致しますね。
その名もガンダムマーカー。ガンプラ用に特化したペンの登場です。
セットで売っているものもありますし、単色売りもしています。状況に応じて使い分けることができる便利なものも多数発売されています。
その中でも最も使用頻度が高いのはこのスミ入れ用のマーカーではないでしょうか。
発売されてからずっとこの3色が現役で活躍し続けています。
色はグレー、ブラック、ブラウンの3色。
様々な色のモビルスーツが登場するガンダムシリーズですが、ガンダムと言えば白、青、赤がメインのカラーです。
たくさんのシリーズがありますが、主人公が乗るガンダムの配色は大体この色で統一されています。
ここからガンプラに入る人も多いのではないでしょうか。
このカラーを一番引き立たせてくれるのが、グレー、ブラック、ブラウンの3色なのです。
パーツの色に合わせてスミ入れペンの色も変えることでよりリアリティーを感じる仕上げにすることができます。
グレーは主に白などの薄い色、ブラックは青などの濃い色、ブラウンは場合にもよりますが、赤や黄に使うと効果的です。
例えば黄色と黒は組み合わさると互いの色を強調してしまうので、黄色いパーツに黒でスミ入れすると黒の線が際立って若干不自然なのですが、茶を使うことで、それを抑えることができます。もちろん黒でも構いませんし、好みでグレーを使っても大丈夫です。
塗装をせずに成型色の上からスミ入れをすれば後で消すこともできますので、色々と試してみるといいかと思います。
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使い方は至ってシンプル。パーツのスジにペンでなぞっていくだけです。
ゆっくりと力を入れすぎずに描くのがコツで、強すぎるとペンがダメになったり、線が太くなってしまったりしますし、早くやると線がハミ出る可能性もあります。
もしも失敗しても直せるのでご安心を。
そんな時にはこちら。
消しペンです。読んで字のごとく、ガンダムマーカーで描いた線や色を消せます。
直接パーツに押し当ててもいいのですが、消したくない所も消してしまう場合があるので、
このように綿棒に押し当て、液を染み込ませて使うとコントロールしやすいと思います。
ただ消すだけではなく、ちょっと少なめに染み込ませておいて、ウェザリングの調整にも使えたりします。
あの川口名人も愛用中。オススメアイテム!
ガンプラがブランドとして様々な方から愛されるようになり、アニメ作品も毎年必ず発表されています。
そうなってくると本当に色々なデザインのメカが出てきて、その中には複雑な模様を持ったものもいます。
今までのスミ入れペンじゃ太くて上手くスミ入れできない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方や、これからスミ入れを始めたいという方にもオススメのアイテムが2点あります。
まずはこちら。
スミ入れペンSHARPです。ご覧の通りシャープペンシルタイプのスミ入れペンで、細さは0.3mmと、非常に細いです。
かなり細い部分まで入りこんでいく上に、消しゴムでも消せるというすぐれもの。あの川口名人もオススメしています。
私はパーフェクトグレードのユニコーンガンダムはほとんどこれだけでスミ入れしました。
そしてもう一つがこちら。
流し込みスミ入れペンのセットです。
元々グレーの流し込みペンはありましたが、これは青やオレンジなどの野心的な色も取り揃えています。
川口名人もご自身のツイッターで使い心地をレポートされていました。
正直な所、青なんて使う場面はないと思ってました。オリーブもいまいち使いどころがわからずにいました。
このマンロディのスミ入れにはオリーブを実験的に使ってみました。
そうすると、意外といい効果が出るんですよね。このほか、グシオンではメインにブラウンを使ってみました。
関連:【ガンプラ】ガンダムグシオンはなぜこんなに愛しいのか【鉄血のオルフェンズ】
オレンジが使えそうな色をまだ思いついてないので試していないのですが、今後使う機会があればレポートしたいと思います。
ちなみにブルーは今制作中のキマリスで使ってます。
流し込みペンは、最初に紹介した油性ペンタイプのものよりもサラサラしているので、スジからはみ出します。
それをティッシュや綿棒で拭きとることでキレイにスミ入れすることができるのです。
消しペンも使うとより効果的です。
しかしこれらの方法は塗装したパーツには使えないのでご注意を。
値段もリーズナブルな上に、長期的に使っていけるアイテムなのでぜひお手元に置いておくことをオススメします。
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