【ガンプラ】ガンダムキマリスを作るその2、お手軽加工のススメ【鉄血のオルフェンズ】
2016/02/29
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スケール感を意識しながら作る
ガンプラの主力はなんといっても1/144スケールですね。10cm前後の大きさで種類も豊富。コレクションに最適です。
この1/144を意識しながら作ると、よりリアルに見えてきます。
例えばパーツの厚さが1mmだとすると、実際に存在した場合、144mm、14.4cmの厚さということになります。
結構分厚いイメージがありますよね。モビルスーツは工業製品です。
身近な所でイメージできるとすれば自動車や電車がいいでしょうか。そうそう14cmの厚さの鉄板は見たことがないと思います。
高さや重さの設定はあっても、装甲の厚さまで設定されているものはないと思うので、ここは想像で補うしかないですが、より薄く加工することでリアリティを出すことはできます。
肩パーツの加工を見ながら
左が加工前、右が加工したものになります。下へ向かって広がるウイングが細く、薄くなっているのがわかるでしょうか。
こちらは裏側。加工には棒ヤスリを使っています。紙ヤスリよりも目が粗く、一気に削りたいときには重宝しますが、削り過ぎると直すのが大変なので、少しずつ形状を確認しながら削っていくと良いと思います。
赤い線で囲った部分が大きく削った部分。パーツの破損を防ぐ為であったり、刺さってケガをしないよう安全面に考慮したりした部分ですね。
カッターやニッパーでカットしてから棒ヤスリでコリコリ削りました。
黄色線で囲った部分にはモールドが入っていたので外側からは削らず、主に内側から薄くしました。
刑部一平さんがデザインしたモビルスーツは独特のモールドが印象的でもありますので。
左が加工を施し、表面を紙ヤスリで均した後、スミ入れ、ウェザリングまで行ったものです。
モールドが非常にカッコ良かったので、より印象的にしようと、スミ入れにはガンダムマーカーの「流し込みスミ入れペンセット」の<ブルー>を使ってみました。
流し込み系のスミ入れペンは、塗装したパーツには使えないので、今回のような成型色を活かした制作で非常に役立ちます。
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合わせ目はどうしますか?
最近のキットは昔ほど目立たないように気を使って作られていますが、どうしても「合わせ目」が出来てしまいます。
これがワザと広く開けてありますが(笑)。
この合わせ目が「プラモデル感」、更には「おもちゃ感」を出してしまう要因になってしまいます。
合わせ目の処理には様々なやり方がありますが、接着剤を使ったものがスタンダードです。
しかしこれは時間がかかる上に、場合によってはモールドを消してしまったりするので、正直面倒です(笑)
本格派の人はもちろんマストな加工ですが、出来ることなら早く完成した姿が見たいですよね。
私がよく取り入れているのは「モールドとして解釈してしまう」ことと「段差をなくして目立たなくさせる」ことですね。
今回は後者を選びました。
これが、紙ヤスリで段差をなくし、合わせ目をなくした状態です。
よく見ればしっかり分かれてはいるのですが、目立たなくなってるのがわかるでしょうか。
片方で1時間くらい。それなりに時間はかかるけど、この手間が差を作る
肩パーツ以外は未加工ですが、とりあえず取り付けてみました。
他の部分に比べてギュっと締まった感じがします。
バルバトスでは火星の環境を考えてかなりガッツリと汚しましたが、キマリスはギャラルホルンが整備しているので、汚しは最低限にしようと思っています。
スミ入れは、青だけだといまいち目立たなかったので、シャープペンタイプのスミ入れペンで一度なぞってから、更にかぶせるように青を入れてみました。
キマリスのイメージカラーとも相まって、なかなかいい効果になったと思いますがいかがでしょう。
とりあえず次回は本体を完成させておきたい…と思います。
ここからが本番です(笑)
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