気力は復活してますか?五月病の影に潜む見落としやすい症状に気を付けましょう
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五月病は日本にしかない病気
主に新入生や新入社員に5月ごろ見られる精神の不安定な状態を五月病と呼びます。
医学的な診断名ではなく、受験、就職戦争から抜け出した人に見られる無気力状態の事を指す言葉です。
長い冬が終わりを告げ、気温も高くなってきて過ごしやすくなり、本来であれば心躍る季節のはずです。
しかし、季節の変わり目であったり、新しい環境に対する緊張やストレスの反動として発症する五月病。
実のところこの病、春を新年度とする日本特有のものなのです。
一時的に気分が落ち込み、集中力の欠落やイライラ、倦怠感などの総称として広く一般的にも知られていますね。
その背後にはうつ病などの本当の病気が隠れている可能性もあります。
それではどのように心の健康を保てばよいのでしょうか。
まだまだ続く長い1年間を快適に過ごすためにいくつかご提案したいと思います。
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日常あるあるは実はNG?
憂鬱な気持ちの解消にお酒はNG。いつの間にかたくさん飲む日が増え、生活を乱してしまいます。
スマホゲームなどは逆に疲労が蓄積してしまいます。目の疲れから肩こりや頭痛にもつながるのでほどほどにするのがよいです。
やけ食いはもちろんNG!必ず後悔する上、心が晴れることはありません。しかも太りますよ!
長時間の昼寝はNG!睡眠のリズムが乱れると日常にも支障をきたします。どうしても眠たくなってしまった時は30分くらいに留めましょう。
予定がない休日などは家にこもりきらないように!太陽の光を浴びることで体のリズムは整えられます。
毎日当たり前のように行っていることでも、五月病と重なることで心や体に負荷をかけていることがあります。
完璧であることにとらわれず、肩の力を抜くことも時には大事なことなのです。
バイバイ、ストレス!ノシ
心の健康を保つために、少しずつでもストレスをほぐしましょう。ひとつひとつ紐解いていけば、大きなストレスが実は小さなストレスの集まりであることに気づくこともあります。
- ゆっくりと休むことが大事!まずは質の良い睡眠から。
- リラックスして心と体の緊張を緩めましょう。アロマやストレッチがオススメです。
- 繰り返す日々へのストレスは気分を変えることで解消。気軽に取り組める趣味を見つけよう。
大きくわけると大体この3つを心掛ければ深い落ち込みはないかと思います。
私はいつでもどこでも気が付いた時に出来る簡単なストレッチなどを実践しています。
例えば、受験勉強で苦手科目を集中して勉強していると非常に疲れるので、得意科目を間にちょっと挟むことで気分転換になり、効率が上がるという話も聞いたことがあります。
後は映画などを見て思い切り泣いたり、お笑いを見て思い切り笑ったりするのも効果があります。
心の不調→自律神経の乱れ→体の不調→うつ病
NGの項目でいくつか例を出しましたが、睡眠や食生活の乱れ、飲酒などは自律神経の乱れを招きます。
その結果脳が正しく働かなくなり、うつ病に代表されるような精神疾患になってしまう可能性があります。
「ただの五月病だから」と侮るなかれ。日常の至る所に原因は隠れているのです。
昔は心の疾患に対して偏見が強く、気の持ちようでなんとかしろ、と言われることもありましたが、研究が進み、今では治療法があります。
「おかしいな」と思ったらまず病院へ。医師の正しい診断を受けてください。
しかし、思いつめすぎるのもいけません。
自分にできることを何かひとつでもいいです。
心にストレスを溜め込まないように心掛けて生活しましょう。
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