ガンプラのウェザリングはガンダムマーカーで?塗装剥がれを表現する方法は?
2016/10/14
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ウェザリングとはいわゆる「汚し」のことです。
塗装が剥げたり、土や砂を付着させてみたり
ダメージ表現などもウェザリングの一種です。
確かにセンスが求められる部分もありますが、
「これは鉄板」というお決まりの手法もあります。
まずは基本を把握して、そこから自由度を増していきましょう。
難しいことは一切ありません。
予算も全然かかりません。
ウェザリングで更にリアルの世界に飛び込んでいきましょう。
目次
ガンダムマーカーと綿棒だけで塗装剥がれを表現してみよう
焦らず少しずつ、が基本。やり直しもできます!
前回表面処理を行ったrx-78-2の胴体と右腕をつかって
ウェザリングを実際に施してみます。
関連:ガンプラの面出しの方法は?紙ヤスリで初心者も簡単に表面処理
使うものはガンダムマーカー。
塗装剥がれを表現するにはシルバーとホワイトを使うとよいでしょう。
なるべくゆっくり、そして不規則を意識して
塗料をパーツに乗せていきます。
きっちり乾いてしまう前に綿棒でこすったりしてぼかしましょう。
この作業を一般的に「チッピング」といいます。
ガンダムマーカーを直に塗ると塗料が出過ぎてしまうこともあります。
ちょっと自信がない場合は綿棒に塗料を染み込ませて
トントンと叩いたり、スッと滑らせたりして塗料を乗せます。
こちらが塗装剥がれを表現してみたものです。
赤のパーツは白の塗料でチッピングしてみました。
コツは、角を中心に色を乗せていくことです。
塗料は大体こすれて剥がれるので、面よりも角がリアリティがあります。
モビルスーツは実際に存在しているものではないので、
電車や歩道橋など、実在するものを観察して参考にしてもいいでしょう。
リアルタッチマーカーを使って排気口を汚してみよう
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「機動戦士ガンダム」において初めてガンダムが立ち上がったシーン。
印象的なのは胸のダクトからブオーっと排熱するところ。
機体を立ち上げる度にこの現象が起こるのだとしたら、
ダクトが汚れている可能性があるかもしれません。
リアルタッチブラウンを使って、汚れを表現してみましょう。
細い方を使ってチョンチョンと塗料を乗せていきます。
リアルタッチマーカーは水性で、定着も乾きも遅いので焦らずゆっくりやりましょう。
その後綿棒で調節します。
今回は更にスミ入れ用ガンダムマーカーブラウンで線を不規則に入れ、
錆びた感じも取り入れてみました。
チッピングでメカ感が出る?失敗してもやり直せるからどんどん挑戦しよう
腕にも同様にチッピングを施してみました。
素組みのものと比べると効果のほどがわかると思います。
マニュピレーターには白のマーカーでチッピングをしました。
チッピングはリアル感を演出する技法ですが、
「これが正しい」という決まりはありません。
作業を終えた後に、自分で「良い」と感じたらまずは成功です。
そして、雑誌やネットで他の方の作品と比べ、良い所はどんどん真似しましょう。
プラモデルにおいて他の方を技術を使うという行為は、
「パクり」などと揶揄される心配はありませんので。
まとめ:低予算でもカッコ良くなる、それがウェザリングのはじまり
今回使った塗料は以上の画像の通り。
成型色ベースということで、未塗装のパーツに直接塗料を塗っています。
なので、もしも失敗してしまったとしても「消しペン」で直せるのです。
これが手軽に挑戦できる理由ですね。
リアルタッチオレンジは胸のダクトに使って、変色した感じを演出してみました。
ここはまだ入り口にすぎず、ここから様々なアイデアを駆使して
更にリアリティを求めていきます。
その世界はとにかく自由なのです。
今回紹介したものも一例にすぎないので、色んな手法を試してみてください。
やればやるほどアイデアやテクニックは蓄積され、
「自分だけの作品」が形作られていきます。
私自身大したテクニックを持っているわけではありません。
しかし、お手軽なテクニックでも「やる」と「やらない」とでは大きく違います。
チャレンジは確実にあなたの力になりますので
積極的に行っていきましょう。
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