バルバトスルプス改修で合わせ目消しの画像は?脱ガンプラビギナーのテクニックって?
2016/10/16
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「どうだ?バルバトスルプスの調子は?」
「…ルプス?バルバトスはバルバトスでしょ」
このやり取りになんだか痺れた第2話でしたねー。
冒頭の戦闘シーンは鳥肌が立つほどの大迫力でした。
バルバトスルプスの改修作業も進めていますよー。
アニメで雄姿を見ると更にモチベーションが高まりますね!
目次
気になる合わせ目はどこ?その消し方は?
こちらは素組み画像です。
合わせ目も極力出ないように配慮された設計になってはいますが、
どうしてもカバーできなかった部分があります。
前腕部と腰部ブースターですね。
アクションポーズを取りたい時などにどうしても目立ってしまう部分のため、
今回はスタンダードな合わせ目の消し方で対応しました。
まずは前腕部。
左腕を使っています。
合わせ目消しと言えばコレ!というプラモデル用接着剤を使った方法を行いました。
部品を画像のようにカット。
最終的にはニッパーの刃を入れていますが、
デザインナイフや筋彫り用カッターで入念に筋彫りを入れてカットしやすくしています。
両面共に接着剤を多めに塗り、合わせます。
グジュっと汚くなっている部分が接着剤がはみ出している部分です。
プラモデル用「接着」剤と言っても、単純に貼り合わせるものではありません。
プラスチックの表面を溶かし、合わせることで「溶接」のような状態になります。
瞬間接着剤などに比べると、確実に部品同士をくっつけることができます。
その為には乾燥に長い時間が必要で、最低でも24時間くらい。できれば48時間くらい放置しておきましょう。
接着剤が完全に硬化したら、デザインナイフやヤスリを使って
はみ出た部分を削り、なだらかにします。
上の図を見てもらえばわかるように、合わせ目が目立たなくなっていますね。
濃い色ならその上からある程度塗装も必要になってきますが、
白いパーツは比較的目立たないので、成型色ベースの加工の時にも活用できます。
腰部ブースターは後ハメ加工を施し、部分塗装の手間を省く計画
腰部ブースターも同様の手順を踏んでいきたいのですが、
青い部分がホイルシールでのフォローとなっているので、部分塗装で再現したいと思っているのです。
そうすると、上の画像の接続パーツが少々ジャマなのですね(笑)
余ったポリキャップを使い、塗装後にハメ込めるように加工を施しました。
棒ヤスリで削り、少しずつ様子を見ながら、ポリキャップの穴に軸の太さを合わせていきます。
スポっと入りました。
ちょっと手間がかかりますが、後の作業が面倒になることを考えると
やっておくと安心の作業です。
ブースター側はポリキャップを仕込むために
内部の接続部分を全カット。
ニッパーで大まかに切断し、デザインナイフと棒ヤスリで
とにかく何もなくなるまで削り込みました。
接続ピンを半分くらいにカットし、ダボと呼ばれる受け穴をデザインナイフで少し拡張しています。
この作業を「仮組み」と呼んだりしますね。
ガンプラは一度パーツを合わせてしまうとなかなか外せないので、
工作の最初期段階で外しやすくしてしまおうという事です。
腰部ブースターはとても薄いパーツなので、ポリキャップはそのまま入りません。
ポリキャップはギリギリまで削り込んでいます。
更に内部でズレてしまわないように、エポキシパテで土台を作りました。
ポリキャップとくっつくわけではないので、その後の扱いにはちょっと注意が必要になります。
こちらも前腕部同様に両面に接着剤を多めに塗り、合わせています。
ポリキャップはギリギリまで削り込みましたが、
それでも薄さが足りなかったので、最終的には力ずくで無理やり部品を合わせ、
接着剤が乾くまでクリップで止めておく、という力技を使いました(笑)
実際に普通のパーツでも乾燥段階でクリップで止めておくと
しっかりとくっつくので、必須の作業ではあるのですが、
今回はポリキャップを半分潰すように合わせ、開いてきてしまうパーツを
無理やり止めているのです。
結果よければ全てよし!です(笑)
段差モールドなどを使い、極力合わせ目を出さないように作られているので、
意外と接着する面は少なめです。
乾くまでこんな状態で放置でした(笑)
待ち時間は別の場所を改修しながら?時間を有効に使おう
デザインナイフとヤスリを使い、こちらも合わせ目が消えました。
なんとなく「粘り気」があるな…?と思ったらまだ乾いていないので、
もうしばらく放置しておきましょう。
乾くのを待っている間に他の箇所の改修をしておくと、
時間のロスが少なくて済みますね。
私はその間オプションセット5に付属していた表情付き手首を削り込んでいました。
関連:オプションセット5でバルバトスルプスを強化?今後のラインナップにも対応している?
左右で比較。
右手がそのまま。左手が加工したものです。
指先にフラッグがあるので、ニッパーで切り落とすだけでも効果はありますよ!
関連:ガンプラのアンテナのシャープ化の方法は?ニッパーで出来る簡単な注意点は?
今回のまとめ:ちょっと面倒でもチャレンジすることでテクニックは身につく
私が合わせ目消しに一番最初にチャレンジしたのは中学一年の時でした。
それからずっと加工からは離れていたのですが、「ビルドファイターズ」で
私のガンプラ熱が再燃。
頭に残っていた記憶のみで加工作業を始めました。
若い頃にはなかった「根気」とか「手先の器用さ」とか、
大人になることで身についていたようです(笑)
後は長い期間ずっとイメージトレーニングをしていたおかげでしょうか(笑)
始めから上手くいく人なんていやしません。
「天才」でなんでもこなす、なんてのはマンガやアニメの世界だけですよ。
更に現実では「天才」であればあるほどひたすらに努力をします。
才能を天から授かっていようと、それを活かすには鍛錬と経験が必要なのです。
合わせ目消しはちょっと難しい分野に入ってきますし、
時間はかかるし、作業は面倒だし…と敬遠しがちですが、
乗り越えた先にある達成感はなかなかの快感です。
素組みの延長でこのクオリティーを再現できるのです。
チャレンジのしがいはありますよ!
次の工程は部分塗装です。
こちらからどうぞ。
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